こんにちは、アラサーOLのまる(@maru_beautylog)です。
今回は脂肪溶解注射の中でも一番有名と言っても過言ではない、BNLSneoの効果についてお伝えしたいと思います。
私は約15万円をかけて、顎下とフェイスラインに合計42ccほど打ちましたので、それなりに体験記の信憑性はあるかと思います。
1回目は湘南美容クリニックで顎下に12cc、2回目は新宿ラクル美容外科クリニックで顎下とフェイスラインに30ccを打ちました。ちなみにどちらも希釈されていないBNLSneo原液です。
BNLSneoの効果は?
先に結果をお伝えしてしまうと、残念ながら1回目も2回目も全く効果がありませんでした。
美容医療界隈では、BNLSneoは効果ない施術として有名なので「やっぱり」と思われたことも多いかと思います。
1回目は12ccしか打っていなかったので、注入量が少ないのが原因かも?と思い、2回目は思い切って30ccを打ちましたが、やはり効果は出ず。
このブログでおすすめしているクールスカルプティング(クルスカ)の顎下を受けようと思ったきっかけも、実はBNLSneoでほぼ効果がなかったからという背景があったりします。そのくらい効果がなかったです。
15万円あればクルスカが約4回受けられる金額ですね。最初からクルスカを選択しなかったことが悔やまれます。
もちろん、中には効果を実感されている方もいるので、全員が全員、効果がないというわけではないと思いますが、恐らく私は今後BNLSneoを受けることはないと思います。
もし仮に、BNLSneoを受けようとしている友人がいたら、全力で止めますね。笑
なぜBNLSneoは効果がないのか?
最初、効果がなかった原因はBNLSneoが私に合っていなかったのだと思っていたのですが、その後、脂肪溶解注射について色々調べているうちに、BNLSneoがなぜ効果がなかったのかが判明しました。
理由は、脂肪溶解成分であるデオキシコール酸がほとんど含まれていないから。
脂肪溶解注射と呼ばれているものは、主成分によって以下の3つに分けることができます。
- デオキシコール酸
- フォスファチジルコリン
- 植物由来成分
この中でも、脂肪溶解作用があると科学的な根拠があり、FDA(米国食品医薬品局)にも承認れているのはデオキシコール酸だけなのです。
厳密に言うと、BNLSneoにもデオキシコール酸は含まれているのですが、濃度が0.0001%なので、ほぼ入っていないと言って良いでしょう。BNLSneoの主成分はデオキシコール酸というより、植物由来成分となります。
つまり、脂肪溶解注射を打つ際には、デオキシコール酸がどのくらい含まれているのか(濃度)がとても重要になってきます。
なので、デオキシコール酸が含まれていない(少量しか含まれていない)脂肪溶解注射の効果はかなり低いと思っていた方が無難です。
脂肪溶解注射を打つならこの4つ
ということで、デオキシコール酸が主成分であり国内のクリニックでも取り扱いのある脂肪溶解注射をまとめてみました!
注射名 | デオキシコール酸濃度 |
FatX | 1.0% |
LINEfit | 1.0% |
チンセラプラス | 0.8% |
カベリン | 0.5% |
BNLS Ultimate | 0.0003% |
BNLS neo | 0.0001% |
いかにBNLSneoの濃度が低いかがお分かりいただけるかと思います。
デオキシコール酸濃度0.5%のカベリンですらBNLSneoの約5,000倍、FatXやLINEfitに関しては、なんとBNLSneoの約10,000倍です!
ちなみに最近BNLSneoの進化版としてBNLS Ultimate(アルティメット)という脂肪溶解注射が出てきました。
が、デオキシコール酸濃度はBNLSneoの約200%増のため、BNLS Ultimateですらたったの0.0003%にしかなりません。
ですので、脂肪を溶解させたいのであれば、FatX、LINEfit、チンセラプラス、カベリンのどれかを選ぶことをおすすめします!
部位によって注射を使い分けよう
デオキシコール酸が含まれている脂肪溶解注射を打てばいいのは分かったけど、結局どの注射を打てば良いのか迷いますよね。
単純に濃度が高いFatXやLINEfitの方が良いかと言うと、実はそうではないんです。
というのも、このデオキシコール酸は脂肪溶解作用がある一方で、腫れの原因にもなる成分のため、どの部位に打つかによって注射を使い分ける必要があります。
私は実際にデオキシコール酸濃度0.5%のカベリンを顔(顎下とフェイスライン)に打ったことがありますが、施術後3~4日は明らかに腫れており、完全に元に戻るまでは7~10日ほどかかりました。
濃度0.5%のカベリンでこのくらいなので、濃度1.0%のFatXやLINEfitは基本的にボディ向けになるかと思います。
なので、FatXやLINEfitはダウンタイムを考えると、私は顔には打てないなぁという感じです。
カベリン注射の体験レポについてはこちらに詳しく記載しているので、良かったら見てみてくださいね。
ということで、濃度や腫れを踏まえて使い分けるとすればこんな感じでしょうか。
- 顔:カベリン or チンセラプラス
- ボディ:FatX or LINEfit or チンセラプラス
近々チンセラプラスを打ちに行こうと思っているので、後ほど体験レポをまたアップしたいと思います。
まとめ
ということで、今回は私の実体験をもとにBNLSneoがなぜ効果がなかったのかについてお伝えしました。
BNLSneoをはじめとする植物由来成分が主成分の脂肪溶解注射は、脂肪を溶解する効果はかなり低いので注意が必要です。
そのため、何度もお伝えしていますが、脂肪溶解注射を打つ際にはデオキシコール酸がどのくらい含まれているか(濃度)がとても重要です。
具体的には、デオキシコール酸が含まれるFatX、LINEfit、チンセラプラス、カベリンを打つ部位によって使い分ければ良いでしょう。