クールスカルプティング

クールスカルプティングと脂肪溶解注射の違いは?どちらが効果ある?

ダウンタイムの少ないクールスカルプティング(クルスカ)と脂肪溶解注射を検討しているけど、どう違うの?効果がある方を教えてほしい。

まる

こんにちは、アラサーOLのまる(@maru_beautylog)です。今回はこんな疑問にお答えしたいと思います。

なお、この記事を書いている私は、クルスカは14回、脂肪溶解注射は100本以上経験済です。

クルスカと脂肪溶解注射の違い

まず、クルスカと脂肪溶解注射はそもそも脂肪を減少させるプロセスやダウンタイムなども異なります。まとめるとこんな感じですね。

クルスカ脂肪溶解注射
脂肪を減少させる方法専用の冷却装置で脂肪を一定時間冷却させることで脂肪細胞が自然死し、脂肪が減少する。脂肪溶解作用のある薬剤を注入することによって脂肪細胞を溶解し、脂肪が減少する。
効果が出るタイミング約2~3ヵ月約3週間
ダウンタイム1週間程度の内出血や筋肉痛のような痛みが出る場合がある1週間程度の内出血と腫れ
※腫れ具合は薬剤により異なる
価格1回 約4万円~10本 約4万円~
※薬剤により価格が異なる

まる

上記の表では脂肪溶解注射と一括りにしていますが、脂肪溶解注射は薬剤によって効果やダウンタイムが異なるので、これからその違いについてもご説明しますね。

脂肪溶解注射について、薬剤別にざっくりまとめるとこんな感じです。

カベリンチンセラプラスLINEfitFatX
デオキシコール酸濃度0.5%0.8%1.0%1.0%
ダウンタイム
(顔の腫れ)
3~4日程度3~5日程度1週間以上1週間以上
おすすめの部位顔またはボディボディボディ
※脂肪溶解作用があるとFDA(米国食品医薬品局)に認可されているデオキシコール酸が主成分の脂肪溶解注射のみ記載しています。

デオキシコール酸は脂肪溶解作用がある一方で腫れの原因にもなるため、基本的にデオキシコール酸濃度が高くなればなるほど、ダウンタイムが長くなります。

つまり、脂肪溶解注射については効果(濃度)とダウンタイムのバランスをみながら受けるのがとても重要なんです。

まる

カベリン注射を実際に受けたことがありますが、明らかに腫れているのは3~4日でしたが、完全に元に戻るまでには7~10日はかかりました。なので、どの薬剤を打つのか慎重に選ぶ必要があります。

顔ならクルスカ→脂肪溶解注射がおすすめ

少し前置きが長くなりました。

先ほどお伝えした通り、脂肪溶解注射には複数種類あることから、顔とボディでそれぞれどの施術が良いのかをお伝えしたいと思います。

まず、顔の場合ですが、結論からお伝えするとルスカ→脂肪溶解注射という順で受けるのが一番コスパが良いと思います。

というのも、クルスカ1回と脂肪溶解注射10本の値段が大体同じくらいなのですが、どちらも受けてみての感想としては、1回で落とせる脂肪量はクルスカの方が多かったです。

ただ、クルスカの場合、顔であれば顎下にしか対応していないため、顎下以外の脂肪は脂肪溶解注射で落とす必要があります。

なので、まずはクルスカで顎下の脂肪をがっつり落として、顎下以外は脂肪溶解注射で落としていくイメージです。

ちなみに、顔に打つ脂肪溶解注射の薬剤ですが、ダウンタイムを考慮するとカベリンもしくはチンセラプラスが良いと思います。

まる

FatXやLINEfitはデオキシコール酸濃度が高く、ダウンタイムが長すぎるので、1週間以上顔が腫れたままでも問題ないという方以外は、正直顔にはおすすめしません。

カベリンやチンセラプラス以外の脂肪溶解注射はダメなの?という質問をたまにいただくのですが、脂肪溶解成分の主成分がデオキシコール酸でない注射(主にBNLSなど)は、効果が弱いのであまりおすすめしません。

BNLSneoを受けて15万円ほど無駄にした話はこちらの記事に記載していますので、興味ある方はどうぞ。

【体験談】脂肪溶解注射のBNLSneoは効果ない?!アラサーOLが15万円かけた結果 こんにちは、アラサーOLのまる(@maru_beautylog)です。 今回は脂肪溶解注射の中でも一番有名と言っても過言ではない...

ボディならクルスカがおすすめ

続いてボディですが、ぶっちゃけボディであればクルスカ一択かなと思っています。

確かにボディであればデオキシコール酸濃度が高い、FatXやLINEfitを使用することができます。

ですが、ボディの脂肪を脂肪溶解注射で落とすとなると、顔に比べて多くの本数が必要となるので、トータルで考えるとクルスカの方が安いのではと思っています。

参考までに1回あたりに必要な脂肪溶解注射本数の目安はこちらです。

  • 二の腕(片側) 5~15本
  • 脇肉(片側) 10~15本
  • 腰背部 (片側)10~15本
  • 腹部 10~30本
  • ヒップ(片側)5~15本
  • 太もも(片側) 5~15本
  • ひざ上(片側) 5~10本
  • ふくらはぎ(片側) 5~15本

脂肪溶解注射は3~5回打って効果が実感できる治療のため、仮に1回10本を3回打ったとすると少なくとも12万円かかる計算になります(10本 4万円と仮定)。

12万円あればクルスカは3回は受けられるので、脂肪溶解注射30本よりもクルスカ3回の方が、落とせる脂肪は多いと思います。

まる

なので私も顔以外の部位(二の腕、お腹周り、太もも)はクルスカだけ受けました。

ただ、脂肪溶解注射は約3週間で効果を実感することができるので、とにかく早く効果を出したい、ということであれば脂肪溶解注射を選択するのもアリかと思います。

それから、クルスカが受けられない部位、もしくは脂肪量が少なすぎてクルスカの冷却装置が装着できない場合などは、脂肪溶解注射で落とすと良いでしょう。

まとめ

ということで、繰り返しになりますが、私のおすすめは下記の通りです。

  • 顔:クルスカ→脂肪溶解注射(カベリンまたはチンセラプラス)
  • ボディ:クルスカ

脂肪撲滅の道のりは長いですが、一緒に頑張っていきましょう。

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