こんにちは、アラサーOLのまる(@maru_beautylog)です。
今回は、脂肪を冷却することで痩せることができる、クールスカルプティング(クルスカ)の仕組みについて、ご説明したいと思います。
効果があるのは分かったけど、そもそもなぜ脂肪冷却で痩せるのか?脂肪を冷却して身体に影響はないのか?凍傷とかしないの?って思いますよね。私も最初は半信半疑でした。
ですが、クルスカの仕組みを調べたところ、科学的根拠に基づいた実績のある施術であり、その効果や安全性については厚生労働省からも承認されていることが分かったので、その内容をお伝えしたいと思います。
なぜ脂肪冷却で痩せるのか?
まず、なぜそもそも冷却することで痩せるのか?ということなのですが、実は脂肪組織は他の組織に比べて、低温に弱いという性質があります。
その性質を利用して脂肪組織だけを凍らせると、脂肪細胞は機能しなくなり、脂肪細胞をアポトーシス(細胞の自然死)させることができるんですね。
あくまで脂肪細胞だけを狙って凍らせるので、神経や血液などその他の組織にダメージを与えることはありません。
そうして機能しなくなった細胞は、2~3ヵ月かけて老廃物として自然に体外へ排出されます。
排出された分の脂肪が減ることによって痩せることができる、というのがクルスカの大まかな仕組みとなります。
つまり、クルスカとは脂肪細胞が破壊される温度差を利用した痩身治療なのです。
では、具体的にどのような流れで脂肪が排出されるのかはこれから説明していきますね。
脂肪を冷却してから痩せるまでの流れ
具体的にクルスカの流れを説明すると下記の流れになります。
- クルスカの冷却装置を痩せたい部位にあて、一定時間冷却する。
- 冷却装置で温度はコントロールされているため、脂肪細胞だけが破壊される。
- 冷却されたことにより脂肪細胞が機能しなくなり、施術後2~3ヵ月かけて老廃物として体外に排出される。
- 脂肪細胞そのものが排出されたことにより、排出した分の脂肪が減る。
なので、やることは①のクルスカを受けるだけ。冷却後、脂肪細胞は自然に破壊されていくので、クルスカは食事制限も運動も必要ないんです。
クルスカが安全である理由
痩せる仕組みは分かったけど、本当に安全なの?凍傷とかしない?って少し不安になりますよね。
まず安全性について先にお伝えすると、クルスカは2017年に厚生労働省から、その効果と安全性について「冷却による脂肪減少装置」として、痩身治療で唯一承認された痩身機器となります。
医療痩身といっても色々な施術はありますが、何かと規制が厳しい日本において厚生労働省から認可されている痩身治療はクルスカだけなので、国のお墨付きが付いた信頼できる医療痩身と言えると思います。
続いて、凍傷のリスクですが、クルスカの冷却装置を身体にあてる際には、必ずクルスカ専用のゲルシート(ちょとベタベタしたパックみたいなもの)を貼ってからその上に冷却装置を装着します。
このゲルシートが凍傷防止のシートになっているため、クルスカで肌が凍傷することは基本的にはありません。
ちなみに私はすでにクルスカを14回(エリア)経験していますが、クルスカを受けたことによって身体に支障をきたしたり、凍傷になったことは一度もありませんでした。
むしろ、脂肪が破壊され排出されるまでの2~3ヵ月があまりにいつも通りで、クルスカを受けたことを忘れてしまうくらいでした。笑
クルスカの実績
続いてクルスカの実績についてご説明しますね。
仕組みや安全性については分かったけど、クルスカなんていう聞き慣れない痩身治療を受けると決断するには少しためらってしまいますよね。
確かに、日本の美容クリニックではここ2~3年で導入された新しい痩身治療なのですが、実はクルスカの発祥地であるアメリカでは、脂肪吸引を抜いて最も使用されている痩身治療となっています。
さらに、すでに世界80ヵ国以上で普及しており、累計治療数は400万回を超えています。400万ってすごいですよね。
これは私の勝手な想像ですが、今後は日本もアメリカと同じように、痩身治療のスタンダードは脂肪吸引からクルスカのようなメスを使わない治療になっていくのではないかと思っています。
クルスカの副作用
これまでお話ししてきたように、クルスカは厚生労働省からも認可された安全な痩身治療ではあるのですが、医療行為であるため、施術に伴う副作用があります。
この副作用はいくつかあり、契約時には医師から説明してもらえるのですが、意外とインターネット上にはこの情報が一部しか記載されていないので、実際にクルスカを契約した私からご紹介したいと思います。
こんな感じで契約時にクルスカの副作用について説明を受けました。
画像だと文字が小さくて恐縮ですが、具体的な副作用は下記の通りです。
- 表在感覚の異常
- 内出血・発赤
- 疼痛
- 色素沈着
- 逆説的過形成
①の表在感覚の異常は、いわゆる感覚がなくなることですね。冷却直後は皮膚がシャーベット状になるので、冷却部位が当日~3日くらいは少し触っても感覚が鈍くなります。
②の内出血・発赤は他の記事でもご説明している通りなのでここでは割愛しますね。
③の疼通は、これも他の記事でご説明している、いわゆる筋肉痛のような痛みのことです。
と、ここまではよく知られる副作用なのですが、発症する可能性としては低いもののその他にも副作用が存在します。
④の色素沈着ですが、場合によっては施術部位に凍傷による色素沈着が起こる可能性があります。ただ、凍傷については凍傷防止用のゲルシートを貼って施術するため、必ず発生するわけではありません。
ちなみに私の場合、すでにクルスカを合計14回(エリア)受けていますが、色素沈着が起こったことは一度もありませんでした。
最後に⑤の逆説的過形成ですが、少し言葉が難しいでのですが、これは何かというと過剰な細胞分裂による組織の肥大のことを指します。
つまり、クルスカで脂肪細胞を破壊しようとしているのに、逆に脂肪細胞が肥大してしまうという副作用になります。
ただ、発生確率は0.01%であり、説明してくれた医師曰く、アジア人で発症した人はいないとのことなので、そこまで心配しなくて大丈夫かと思います。
副作用について不安な場合はカウンセリングで相談できますので、カウンセラーさんや医師に色々聞いてみてくださいね。
まとめ
ということで、クルスカで痩せる仕組みについてご説明させていただきました。
脂肪冷却と聞くとちょっとびっくりしてしまいますが、これまでお伝えした通り、科学的に根拠のある痩身治療であるので、何の科学的根拠もないエステに通うくらいならクルスカの効果の方が確実だと思います。